エンジンオイルの役割は?
2025/11/05
エンジンオイルは、自動車の心臓部であるエンジンを守り、性能を維持するために欠かせない存在です。
実はさまざまな役割を担っているのですが、ご存じない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、エンジンオイルの役割について解説します。
エンジンオイルの役割
清浄作用
エンジン内部では、燃焼の際にカーボンやスラッジと呼ばれる汚れが発生します。
清浄作用をもつエンジンオイルは、汚れを吸着・分散させることで部品への付着を防ぐため、エンジンの保護に重要です。
防錆作用
金属部品で構成されているエンジン内部は、水分や燃料の燃えカスが付着するとサビや腐食のリスクが高まります。
エンジンオイルには金属表面を覆い、酸化や水分の浸入を防ぐ「防錆作用」があり、耐久性を向上させるために欠かせません。
冷却作用
オイルは潤滑だけでなく、熱を吸収して循環させることで「冷却作用」を発揮します。
特に摩擦の多いピストンやシリンダー周辺では、オイルが熱を運び、過熱による部品損傷を防げるでしょう。
潤滑作用
エンジン内部の金属部品同士は高速で接触するため、摩擦が発生します。
オイルがもつ「潤滑作用」により、部品の間に薄い膜を作り、摩耗や故障を防ぎます。
潤滑が不十分だとエンジン音が大きくなったり、最悪の場合焼き付きによる故障につながったりするため、注意が必要です。
まとめ
エンジンオイルは、清浄・防錆・冷却・潤滑といった、多様な役割をもっています。
オイルが劣化するとそれぞれの機能が低下するため、定期的な点検と交換が不可欠です。
『K-factory』は、大崎市で自動車の点検やメンテナンスを承っております。
エンジンオイルの交換を検討している方は、いつでもお問い合わせください。


